「市民アーカイブ多摩」で緑蔭トークを開催するのは、春から秋にかけての半年間。美しい樹林地に囲まれた当館では、新緑から紅葉まで、季節の移り変わりとともに風景が様変わりします。
そんな武蔵野の風景に囲まれた会場で、記念すべき第11期を迎えた今年も、多彩な経験をもった4 グループの方に、お話いただきます。
第1回5月10日(土)16:15 〜
市民運動に動画を活かす―映像記録の意義と活用事例
早川由美子さん(ドキュメンタリー映画監督)
第2回6月28日(土)16:15 〜
重度しょうがいしゃが地域であたりまえに
生きるために
藤吉さおりさん (自立ステーションつばさ)
藤木晴美さん(自立ステーションつばさ)
第3回7月26日(土)16:15 〜
コミュニティの中からコミュニティへ
―新宿二丁目akta のエイズ対策
岩橋恒太さん(NPO法人akta)
第4回9月27日(土)16:15 〜
感情のアーカイヴをつくる
―ミニコミとzine と「自分を書く/読むこと」
家入祐輔さん(書籍編集者)
会場:市民アーカイブ多摩
立川市幸町5-96-7 TEL:042-396-2430
参加費:300円(会員無料)
先着30人(要事前申込)
【主催・申込み先】
ネットワーク・市民アーカイブ事務局
fax:042−396−2430
E-mail:
info@archive-tama.sakura.ne.jp
http://www.c-archive.jp/
ネットワーク・市民アーカイブ 11周年記念講演会
アーカイブズと戦争 〜記録と資料が語る平和への道〜
講師:吉田 裕さん (東京大空襲・戦災資料センター館長、歴史学者)
ネットワーク・市民アーカイブの11周年記念講演会は、東京大空襲・戦災資料センター館長の吉田裕さんをお迎えして開催します。
2002年開館の東京大空襲・戦災資料センターは、民立民営の施設として、散逸しかねない戦時資料や空襲にまつわる人々の記憶を集め、記録し続けています。
同時に講座や実習など、さまざまな方法で次世代に戦争体験をつなぐよう実践しています。また吉田さんは、アジア・太平洋戦争の歴史を探究する研究者として、特に兵士への視点から戦争の現実について多くの著作を発表されてきました。不幸にも戦争や軍事力が身近なものとなり、「新しい戦前」といった言葉が聞こえてくる今、私たちは過去の経験をいかにして平和への道に活かすことができるのでしょうか。
「想像力を鍛える場」(吉田裕さん)として、資料館や市民活動資料はどのような可能性をもっているのか、一緒に考えましょう。
皆様のご参加、お待ちしています。
2025年6月8日(日)午後2時〜4時30分(開室1時30分)
会場:たましんRISURUホール(立川市民会館)5階第1会議室
申込み 先着75人
資料代500円(会員無料)